Instruments

ギター大計画(その2)


最近のピックアップの噂

 例によって楽器屋で試奏していたとき...
 なかなか「これだ」いうエレガットはないねえ、とぼやいていたら、 店員さんが、「今度、いいピックアップが入りますよ」といいます。 なんでもヴィセンテ・アミーゴ(フラメンコギターの名手)、エリック・クラプトン、 パット・メセニーなんかも使ってるらしい。 今、試奏できる楽器はないけど、近いうちに用意するということでした。 「Carlos」という名前も聞いたことないピックアップです。 うーーむ。気になる。非常に気になる。 大計画の「スイッチが入った」瞬間です。

 1ヶ月くらい後、問題のピックアップを取り付けた試奏用の楽器をチェックしに...
で、どうだったかというと、
なかなかよかったです。
方式は「ブリッジサドル埋め込み」で、このタイプはクリアな音がでるが、 アコースティックなニュアンスは出にくいというのが特徴なのですが、 その割に生っぽい音がでる。ただし、あくまでも「その割に」なのですね。 これにマイクあるいは別なピックアップを組み合わせればかなりよさそうなのだが、 このメーカはそういう(混合タイプ)のシステムはない(試作はあるらしい)。
 どうしようかなー。「即買い」というほどではないけど、なかなかいいぞ。

ベースになる楽器が必要

 さて、この試奏用の楽器は,ピックアップのついていない普通のガットギター、 前回書いたセオリーどおりの鳴り過ぎない楽器ということで 国産のあまり高価でないギターでしたが、アンプを通して聴くと悪くないバランスです。 このCarlosのような一般的でないピックアップをつかうにはやはりベースになる楽器を 別に用意しなければなりません。
「適度によい楽器を探せ!」第2段スイッチがONされました。

<続く>


<楽器>トップにもどる