Essay

人間意外と変わらない


 先日実家の本棚の片隅で、高校生の時書いた修学旅行の感想文を 見つけました。(そんなもんよくとってあったもんだ...) 引っ張り出してよんだらビックリ。今と考えてる事って殆どおんなじ なんですね。

「美の衝撃性/まったり性」
「美のお約束/それを越えるもの」

みたいな内容が長々書いてありました。
 文章のスタイルも、これまた今の私と同じで、ただただ イヤミに難しい言い回ししたり、 (さすがに最近はわかりやすさも少しは考えますが) やたらに漢字が多かったり....
とにかく、20年以上も経ってここまで人間変わらないというのは (当たり前とはいえ)それなりに衝撃受けました。

 まかり間違ってそのころの演奏のテープでも出てきたら、 もっと衝撃受けるのかなあ。大学生の頃のテープは何年か前に聴きましたが、 「隙間なく音を埋める」という感じで、少し聴き疲れする演奏でした。 今の耳で聴くと、それから後にいろいろ得るものはあったけれでも、 それと同時に、残念ながら失ったものもあります。

しかしこれも他人が聴けば、「あんまり変わってないね」って ことになるんでしょうか?

<読み物>トップにもどる