Instruments

西野 TYPE22(エレクトリック・ガットギター)




 現在の私のメインギター。西野さんという手工ギター製作家の手作り楽器です。
 買った当時、西野さんという製作家は全く知りませんでしたが、楽器屋で「一目ぼれ」しました。 値段は当初買おうと思っていた楽器の3倍くらいしたのですが、実際に弾き比べてたら、 差が歴然としすぎでした。それ以来10年以上、何回かの修理をしながら、 かなりハードに使っています。  アンプを通した音のクオリティという点では、同種の楽器でこれを越える 楽器には出会っていません。実際には楽器だけでなく、

西野(ギター)+BOSS AD-5(エフェクター)+AER BINGO(アンプ)

という組み合わせがよいのだと思います。(この3点セットは音だけでなく可搬性もよく、 電車で持ち運びも可能なのでとても便利)
 ただ、使い倒している楽器なので、調子が悪くなった 時のスペアは用意しておきたいとは思っています。(車と同じで、そういうことを すると楽器の機嫌を損ねて本当に調子悪くなるかもしれませんが)
 プロフィールでも書きましたが、 もともと「ボサノバが弾きたい」と思って買った楽器です。しかしこの楽器買ってから、 アコースティックギターが面白くなり、とにかくいろいろな曲を弾きました。 等々の作品は、この楽器を買わなかったら、まず演奏しなかったでしょう。 私の音楽の幅を広げてくれた楽器といえます。
 仕事でのメインの用途は最初はボサノバでしたが、 JAZZのヴォーカルの伴奏にも使うようになり、今ではJAZZのインスト(唄なし) の仕事でも使います。少し専門的になりますが、ガットギターのフィンガーピッキング でJAZZのグルーヴ感を出すのはかなり難しく、マスターするのに非常に時間がかかりました。 しかし、それだけにガットギターでのジャズのアドリブは簡単には他の人に真似できない ものを持っているという自信もあります。

<楽器>トップにもどる